GEMFOREX(ゲムフォレックス)は、ボーナス制度の豊富さから日本人人気の高い海外FXです。
スプレッドも狭めに設定されていることから、取引利益を出しやすい会社ともいえます。
スプレッドは銘柄や口座タイプによって異なるので、自身がメインで取引する口座や銘柄別のスプレッドはしっかり把握しておきましょう。
このページではそんなGEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドというテーマで、概要や注意点を詳しく解説していきます。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の銘柄別スプレッド一覧
GEMFOREX(ゲムフォレックス)では、2つの口座タイプが利用できます。
口座タイプによって各銘柄のスプレッドが異なる仕組みが異なるので、しっかり覚えておきましょう。
口座タイプ | メリット | デメリット |
オールインワン口座 | 最低入金額が100円~と少額。 ボーナスも付与される。 | ノースプレッド口座よりスプレッドが広い。 |
ノースプレッド口座 | スプレッドが極端に狭い。 | 最低入金額が30万円と高額。 ボーナス対象外。 |
ノースプレッド口座のスプレッドは狭いですが、GEMFOREX(ゲムフォレックス)一番の魅力ともいえるボーナスが対象外のため、多くの方はオールインワン口座を使う傾向にあります。
また、GEMFOREX(ゲムフォレックス)では変動制のスプレッド制を採用しており、リアルタイムスプレッドと平均スプレッドに違いがあるので注意しましょう。
リアルタイムスプレッドと平均スプレッド
各社の提示するスプレッドを平均スプレッドと言う。
実際に取引する時は、相場状況や時間帯によってスプレッドが変動するので、リアルタイムスプレッドとの差が出る場合がある。
リアルタイムスプレッドは自身で取引前に確認する必要があるよ。
今回は各銘柄の平均スプレッドを見ていこう!
通貨ペアのスプレッド一覧
以下は、GEMFOREX(ゲムフォレックス)で取り扱っている通貨ペアの平均スプレッドです。
通貨ペア | オールインワン口座 | ノースプレッド口座 |
USD/JPY | 1.2pips | 0.3pips |
EUR/USD | 1.2pips | 0.3pips |
CHF/JPY | 2.1pips | 1.5pips |
AUD/CAD | 2.5pips | 2.4pips |
AUD/JPY | 1.6pips | 0.6pips |
AUD/NZD | 2.3pips | 1.9pips |
AUD/USD | 1.5pips | 0.3pips |
AUD/CHF | 2.4pips | 1.4pips |
CAD/JPY | 2.0pips | 1.2pips |
EUR/AUD | 2.3pips | 1.5pips |
EUR/CAD | 2.2pips | 2.0pips |
EUR/CHF | 2.0pips | 0.7pips |
EUR/GBP | 1.6pips | 0.3pips |
EUR/JPY | 1.5pips | 0.5pips |
EUR/NZD | 3.2pips | 3.1pips |
EUR/ZAR | 102.8pips | 68.3pips |
GBP/AUD | 3.2pips | 3.1pips |
GBP/CHF | 3.1pips | 1.6pips |
GBP/JPY | 1.9pips | 1.0pips |
GBP/USD | 2.2pips | 1.3pips |
GBP/NZD | 3.0pips | 2.9pips |
GBP/CAD | 3.3pips | 2.4pips |
NZD/JPY | 2.1pips | 1.2pips |
NZD/USD | 1.8pips | 1.1pips |
USD/CAD | 2.0pips | 0.8pips |
USD/CHF | 1.9pips | 0.3pips |
USD/CHN | 17.4pips | 17.3pips |
USD/SGD | 3.3pips | 3.2pips |
USD/TRY | 22.0pips | 20.3pips |
USD/MXN | 55.0pips | 53.3pips |
USD/ZAR | 16.0pips | 15.0pips |
ノースプレッド口座では、メジャー通貨ペアのスプレッドが0.0pipsと全くつかない場合もあります。
オールインワン口座のスプレッドは、海外FXの中で標準~狭めといっていいでしょう。
貴金属のスプレッド一覧
以下は、貴金属銘柄の平均スプレッド一覧です。
銘柄 | オールインワン口座 | ノースプレッド口座 |
XAU/USD | 3.0pips | 2.1pips |
XAG/USD | 2.1pips | 2.0pips |
pips幅も大きいので利益を出しやすい銘柄ですよ。
エネルギーのスプレッド一覧
以下は、エネルギー銘柄のスプレッド一覧です。
銘柄 | 平均スプレッド |
ブレント原油 | 0.5pips |
WTI原油 | 0.5pips |
株価指数のスプレッド
以下は、株価指数のスプレッド一覧です。
株式指数もエネルギーと同様に、オールインワン口座のみで取引可能です。
銘柄 | スプレッド |
Nikkei225 | 1.0pips |
FRA40 | 18.0pips |
GER30 | 30.0pips |
UK100 | 27.5pips |
US100 | 20.0pips |
DJ30 | 42.0pips |
S&P500 | 7.0pips |
AUS200 | 30.0pips |
EUSTX50 | 26.0pips |
HK50 | 0.8pips |
株式指数は、Nikkei225とHK50以外スプレッドが広めに設定されています。
その分値幅も大きいですが、拡大する可能性も高いので注意して狙うようにしましょう。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドを他の海外FXと比較
GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドを、他の海外FXと比較しています。
スタンダード口座と比較
以下は、他社のスタンダード口座とGEMFOREX(ゲムフォレックス)のオールインワン口座を比較したものです。
会社名 | GEMFOREX(ゲムフォレックス) | AXIORY | XM Trading | BigBoss |
USD/JPY | 1.2pips | 1.2pips | 1.7pips | 1.5pips |
EUR/JPY | 1.6pips | 1.3pips | 2.2pips | 2.1pips |
GBP/JPY | 2.1pips | 1.4pips | 3.2pips | 2.5pips |
EUR/USD | 1.2pips | 1.1pips | 1.7pips | 1.9pips |
AUD/JPY | 1.6pips | 1.6pips | 3.0pips | 1.8pips |
この中では、AXIORYが最も低めですが唯一ボーナス制度のない会社です。
ECN口座と比較
以下は、他社のECN口座とGEMFOREX(ゲムフォレックス)のノースプレッド口座を比較した表です。
会社 | GEMFOREX(ゲムフォレックス) | AXIORY | XM Trading | BigBoss |
USD/JPY | 0.3pips | 0.2pips | 0.5pips | 0.4pips |
EUR/JPY | 0.5pips | 0.5pips | 0.6pips | 0.8pips |
GBP/JPY | 1.0pips | 0.8pips | 1.3pips | 1.1pips |
EUR/USD | 0.3pips | 0.2pips | 0.4pips | 0.7pips |
AUD/JPY | 0.6pips | 0.5pips | 1pips | 0.9pips |
比較した会社の中では、AXIORYの次にGEMFOREX(ゲムフォレックス)が狭いスプレッドです。
しかし、GEMFOREX(ゲムフォレックス)のノースプレッド口座は厳密にいうとECNタイプではないので取引手数料が発生しません。
他社では、片道1ロットあたり3ドル~5ドルほどかかる手数料が無料で取引できます。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドが拡大するタイミング
次に、GEMFOREX(ゲムフォレックス)でスプレッドが広がるタイミングについて解説します。
変動スプレッド制のため、常に狭いスプレッドで取引できるわけではありません。
どんな時にスプレッドが広がるのかを把握しておきましょう。
流動性のない深夜~早朝
日本時間の深夜や早朝はスプレッドが拡大しやすいです。
深夜~早朝といった時間は市場参加者が少なくなる時間です。
市場参加者が少ないという事は、必然的に相場のボラティリティが小さくなりますが、取引相手が見つからない相場とも言えます。
フラッシュクラッシュによる相場変動
フラッシュクラッシュによる相場変動も、スプレッドが拡大するタイミングとなります。
フラッシュクラッシュとは?!
何の前触れもなく突発的な相場変動が発生すること。
急落→急騰の流れでは発生することが多く、ソフトウェアの問題や大口投資家の間違った注文などが要因と考えられている。
前触れがないので予想できるものではありませんが、為替相場では稀にある出来事です。
2016年10月のポンドや、2019年のドル円、豪ドル円相場でも発生したこともあります。
基本的に相場の急変動には注意が必要と言えるね。
経済指標の前後
注目度の高い経済指標の時にもスプレッドが拡大しやすいです。
- 米国雇用統計
- FOMC
- 各国のGDP発表
- 各国の政策金利など
上記のような注目度の高い指標前は、「指標発表の後にエントリーしよう」と考える投資家が増えます。
急な相場変動に備え、FX会社ではスプレッドが拡大する傾向にあるのです。
GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドまとめ
GEMFOREX(ゲムフォレックス)のスプレッドは、海外FX会社の中でも狭い水準にあります。
特にノースプレッド口座はボーナス制度こそありませんが、資金力のある方であれば活かすべき口座とも言えます。
銘柄別の平均スプレッドはある程度把握したうえで、取引を始めてみることがおすすめです。